サイドFIREに向けた投資方針@2021年1月

投資方針 投資

こんには、カピラです。

FIREを意識し始めてから色んな投資系youtuberの動画を見てきました。

たくさん見てきたのですが、、、人によって言っていることがちょっとずつ違っていて、若干迷子になっています。

結局、人のリスク許容度や、いつまでにいくら必要、そのためにいくら入金できる、という状況によって最適解が変わってくるので、いったん自分の投資方針を整理したいと思います。

僕の投資方針

  1. コアな投資は投資信託の積立のみとする
  2. 投資信託はインデックス系であるeMAXISSlim米国株式(35%)、先進国株式(日本除く)(7%)、新興国株式(13%)と、アクティブ系の日本株式(15%)をメインとし、金(10%)も積み立てる
  3. 買い付け余力の現金を20%保持し、投資信託が4~5%下落時に買い増す
  4. サテライトな投資として米国ETF、仮想通貨を数%持つ

で行こうかなと思います。

それぞれ、考えの背景を書いていきたいと思います。

ルール1.投資信託(分配金なし)のみ

FIREを目指すにあたり、米国ETF(配当あり)、国内高配当株への投資戦略をよく見かけます。

たしかに三菱サラリーマンさんも言っているように、株価下落時にも配当金というキャッシュフローが生まれるので精神的に安定するメリットがあります。

またリベ大両学長も、配当金が増えることで豊かになっていく実感を得ることができると言っています。

そのメリットは確かになと思い、僕も実際に米国株ETFや高配当株をいくつか買ってみました。

ただ、色んな方が高配当 v.s. インデックスを解説されていて、悩んだ挙句、2030年までにサイドFIREできるほどの資産を築ける可能性が高いのはインデックス投資であり、税引き前利益で再投資できる投資信託である、という結論に至りました。

タイミングによっては5、6年資産が増加しない期間もあるということも理解していますが、長期で見たとき、論理的にはインデックス系の投資信託が最も資産額が大きくなる、ということは確かなので、精神的にはつらい場面があるかもしれないですが、投資信託(分配金なし)の積立をメインにしようと思います。

別記事で書きますが、僕は結果不本意ながら新築区分マンションを3室、ほぼフルローンで購入しているので、そちらを繰り上げ返済することで高配当株に相当するキャッシュフローを作る予定です。(繰り上げ返済にも複利の考え方があると思っています)

ルール2.インデックス投信+日本株アクティブ投信+金投信

eMAXISSlimの米国株、先進国株、新興国株はお馴染みです。

米国、先進国、新興国の割合、あるいはグローバル1本にするか、という議論が良くあります。

僕の考えは、短中期的には米国株が強いものの、将来の新興国のGDP成長が著しいため、米国をメインとしつつ、新興国も持っておく、というものです。

米国以外の先進国の割合がかなり小さいですが、日本を含め、米国以外の先進国が今後大幅に成長するイメージが持てないんですよね。。

ただアメリカが戦争を始めたとか、経済力以外で問題が起こったときのリスクヘッジとして、少しは米国以外も持っておこうかなという感じです。(戦争始めたら全世界の株価が連動して下がりそうですが)

一方、日本株アクティブ投資信託、金投資信託は少し珍しいかもしれないです。

まず日本株のアクティブ投信ですが、現時点ではサイドFIRE後も日本で暮らすことを想定しているので、やはり円建てで取引される資産を一定程度持つ必要があると考えています。

米ドル/円だけでなく、全通貨に対して相対的に円高になったとき、海外株の投資信託が目減りしてしまいますので。

その上でなぜアクティブ投信なのか、ですが。

みなさんは日経平均やTOPIXが将来にわたり上昇するイメージが持てますでしょうか。

僕は持てません。

ウォール街のランダム・ウォーカー』等で、どのアクティブファンドもインデックスに勝てないと言われていますが、それはS&P500が長期にわたり成長するインデックスであることも理由かと考えています。

日本はバブル崩壊後、長きにわたり株価が低迷し、その後アベノミクスで株価が上昇していますが、上昇しているのは日銀やGPIFが買い増しているためだと考えています。

そして、日銀やGPIFはいつまでもリスク資産である株を買い増しできないと思うので、日本市場のインデックスはどこかで伸び止まりすると考えています。

インデックスの長期成長が見込めないので、最初は個別銘柄を買うしかないと思い、スクリーニングをして買っていたのですが、、とくにかく時間がかかる!!

いや、伸びる銘柄を当てにいくのであれば時間をかけてしかるべきですが、時間をかけて選定しても当たるのか、という疑念が拭えませんでした。

そんななかで、日本株でありながら大幅に伸びているアクティブ投信がありました。

【+600%超!?】日本株運用・最強投資信託はこれで決まり!!

投信の詳細は動画を見ていただきたいですが、この成長率なら、当たるかもわからない個別銘柄にスクリーニングに時間をかけるより、手数料を払って、本業や副業を頑張り、入金力を増やした方が結果的にサイドFIREが早まると考えています。

次に金投信ですが、金はそれ自体が新たな価値を生まないので長期投資には不向きかと思います。

ただ、僕の投資期間は長期と言えど、2030年までの10年弱をいったんゴールとしています。

2030年直前に不景気が来ると計画が狂ってしまうため、多少のリスクヘッジとして安全資産を入れておきたいと考えています。

安全資産と言えば債券では?と思う方もいるかもしれませんが、近年の金利低下で債券は利益をあまり生まなくなっており、且つ暴落時に株と相関して下げる傾向が見られます。(下がる度合いは違いますが)

それに対して金ですが、債権と比較して株との相関係数が低く、加えてドル円と逆相関の動きというのが魅力的です。詳しくは動画がとても勉強になります。

“本当の”分散投資をご存知ですか?『前編』

私の投信の投資先は、一部を日本にしているものの、米国の割合が多く、ドル安・円高は資金引き出し時のリスクとなります。せっかく米国株が成長してても、1ドル80円だと資産が2割減ですからね。

その上で、金という商品は基本的にドルで売買されているため、ドル安・円高で金価格が上昇しても、引き出し時に安いドルを挟んで円を買い戻しても金価格の恩恵を得られないので、為替ヘッジありで購入する必要があります。

僕は「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)」という投資信託を購入しています。

ルール3.買い付け余力20%を確保し、4~5%下落時に買い増す

生活防衛資金を除き全力でドルコスト平均で積み立てるか、余力を確保して下落時に買い増すかも悩ましい論点です。

僕が考えている全力ドルコスト平均のメリットは以下かなと思います。

  1. 何も考えなくてもいい
  2. 買い付け余力を確保しておく必要がなく、機会損失を生まない

1については投資初心者や、本業・副業に専念してとにかく入金力を増やしたいという考えの人にとっては嬉しいメリットだと思います。

2については、下落時に買い増す場合、投資に回さず現金を確保してい間はリターンが発生しないので、全力でドルコスト平均したときと比べて機会損失が発生しています。それと比較し、ドルコスト平均は生活防衛資金以外は投資に回せるので、機会損失を生むことなく資産運用できます。

一方で、下落時に買い増すメリットは以下だと思います。

  1. 上手く買い増しできれば、リターンが大きくなる
  2. 投資をしている感覚が得られる

1についてはこちらの動画が分かりやすいです。

【-5%ルール】個人投資家へ絶対に伝えたい投資術<前編>

2については、全力ドルコスト平均だけだと一度積立設定した後は、ときたまのリバランス以外は一切することがありません。

資産形成という意味では無暗に資産を移動しない方が良いのですが、暴落時に買い増ししてリターンを上げている情報を見ると、ちょっと後悔した気持ちになってしまいます。

また、比較的に短期間で資産を増やすことを目的としているため、個別銘柄を触らない分、購入タイミングでリスクを取り、リターンを改善したいと考えています。

一方で、下落時の買い増しは資産運用というより投資(投機)であり、正しく買い増しができないと機会損失が発生した上で利益も上がらないという散々な結果になりかねません。

そのため、一括購入だけでなく積立とのハイブリッドにし、一括購入もX%下落したらY円追加購入する、というマイルールを作って淡々と買い増しをしたいと思います。

ただ下落時の買い増しの悩みとして、リターンを生まない現金を抱えることになるので、すぐに現金化できつつもリターンを生む方法を考えたいと思います。(ネット銀行でプログラムに参加して金利を上げるなど)

ルール4.若干のサテライト投資

コアな投資は投資信託のみとしていますので、遊び半分で若干の米国株ETFと仮想通貨に投資しています。

米国株ETFは投資をしているというより、当初投資信託ではなく直接ETFを購入しようとしていたので20万円ほど買っていたのですが、積立+下落時買い増しというルールに切り替えたため、買ったまま放置しています。。

ETFの方が経費率が低く優れているんじゃないか、という声もありますが、投資信託の方が以下のメリットがあると感じています。

  1. 積立設定が簡単
  2. 1円単位で金額買い付け可能
  3. 分配金を再投資で税金を先延ばしできる

1についてはSBI証券でETFの積立ができますが、手数料を抑えようと思うとドル転したり、ちょっと面倒に感じてしまいます。

2については、投資に回したいと思っている金額で全額購入することができ、機会損失を生みません。

3については、ETFは少なからず分配金が発生し、そこに対して税金がかかるため、日々のキャッシュフローよりまずは資産拡大を目指している立場からすると、デメリットとなります。

2,3があるため、経費率に差があってもETFと投資信託のリターンはトントンになるのかなと思っています。ここの細かい検証はこちらの動画が分かりやすいので参照してみてください。

『投資信託 VS 米国ETF』投資をするならどちらがお得?【前編】

あと、投機的ですが仮想通貨に少しだけ投資しています。

仮想通貨は浮き沈みが激しいですが、ペイパルが決済手段にビットコインを採用したり、徐々に価値を高めていくと考えています。

そのため少額ですが20万だけcoincheckに入れて、複数種類の仮想通貨に50%、現金を50%でポートフォリオを組み、定期的にリバランスして大きくしていきたいと考えています。

おわりに

書き始めてしまったら長くなってしまいました。

ただ、投資方針を書いて発信することで、自分が簡単にルールを破らなくなると思いますし、一方で、これは現時点のルールのため、情勢の変化に応じてチューニングし、チューニングしたルールに基づいて資産形成を進めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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